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メリット 教室

子供さんがプログラミングを学ぶことのメリット

プログラミングだけではなく学習全般に言えることですが広い意味で『子供さんの人生を豊かにする』ことだと思います。

例えば野球を習ったからといって、全員が将来、野球に携わる仕事に就くわけではありません。しかし、野球で培った体力やメンタル、様々な体験はその子の人生にとって大きくプラスになると思います。

当教室の場合は、下記のようなことが挙げられます。

・PCに慣れることができる

どのような仕事であっても、ある程度職位が上がればPCを使った事務作業があります。そこでキータイプを含めたPC全般の使い方に慣れていると大きなアドバンテージになります。

建築関係の仕事で、現場から管理職になってPCの操作がわからなくて困っていると当教室に通う大人の方もいらっしゃいます。(当教室は基本、子供が対象ですが、短期で大人の方が習いに来ることもあります)

・考えるトレーニングになる

目標とする処理をプログラミングするときに、どのような形で作ればいいかを考えなければいけません。

当然ですが、「便利で、かつ後でトラブルにならない」ようにするため考え、工夫しながらトライ&エラーを重ね作ります。

運動すると体を動かす能力が高まるのと同様に、プログラミングをすることで考える能力が高まります。

・コンピューターという道具で自分の能力を拡張できる

コンピューターの便利さを大雑把にあげると下の2点になると思います。

人間の数億倍以上の速さで正確に計算でき、記録できる

当教室で主に教えているpythonは比較的遅めの言語です。高速といわれるC言語やC++、Rustなどと比べると10~100倍くらい遅いです。それでも単純な計算ならCPUの性能にもよりますが、一般的なPCで1秒間に1000万回以上は計算できます。近年話題のビッグデータ解析もPCの計算能力があるために可能となっています。

ずっと動き続ける

ネットショップは24時間注文を受け付けています。現在は当然ですがこれを人力でやろうとすると人件費は莫大な金額になります。サーバーのスペックにもよりますが、PCでやると費用は人力の場合の1000分の1以下になるでしょう。

・自己肯定感があがる

周りの小学校のプログラミング教育をお手伝いすることが年に数回ありますが、当然ですが当教室でやっている内容のほうがレベルが高いです。当教室で上位でない子供さんでも、学校の授業レベルなら特別にプログラミング教育を受けていない子に劣ることはないでしょう。

「周りの同級生より自分のほうができる」ということは、自己肯定感を高めますし、それを続けるモチベーションになります。

さらに、コンピューターを使うことにより、大人でもできないようなことができます。

教室に通う生徒で勉強(当教室は数学も教えています)が苦手な子は、「自分は勉強ができない」と思い込んでいる場合がほとんどです。しかし、それは下のような状況がループで続いていくからだと思います

1,勉強でわからないところがある

2,わからないため良い点が取れないので周りから評価されず、わからないので宿題に時間が掛かり自由な時間が減る

3,勉強が嫌いになり、勉強に対して興味が薄くなり、自分はできないと思う

4,わからなところがどんどん増えていき、勉強ができなくなる

自分はやればできるという自己肯定感があれば、あきらめずにいろいろなことに頑張れるのではないでしょうか。

当教室でも、学校の成績が下位10%(※)だった生徒が2年かけてですが真ん中くらいの成績になったケースがあります。少しづつですができることを増やしていき、自己肯定感を高めた結果、自分はやればできるという自信がついた結果だと思います。

※下位10%というとイメージできない方も多いと思いますが、始めは本当にどこから手を付けていいかわからない状態です。国語が苦手な子が多いイメージです。漢字から始まり、文章の読解などができないので、文章やこちらの話している内容が正確に理解できません。そのため、最初の学習スピードが遅いです。じっくり時間をかけてやっていく必要があります。