阿波市のプログラミング教室 ルーキーラボ

神山まるごと高専 2025年度 国語 過去問 解答・解説|中学生向け

受験生・保護者の皆様へ:非公式の解答・解説です。

提供された2025年度学力試験(国語)A方式・B方式の問題冊子をもとに独自に作成しました。学校の公式解答・採点基準とは照合していません。問題文全体や漫画は転載せず、根拠と考え方を整理しています。

音声問題にはPDF掲載のスクリプトがあるため、その文章から解答しました。音声自体は未確認です。大問2問1は参考解答とし、分類や省略された実験から推定する設問にも補足を付けています。

おすすめの使い方① 先に問題を解く② 一覧で答えを確認③ 本文の根拠に戻る

解答クイックチェッカー

全8大問。大問4の問3はA・Bを分けて示しています。「参考」は確定解答として扱わず、本文の注意点も確認してください。

大問1

設問非公式解答
問1④ 鈴木
問2(1)②
問2(2)③ 大規模言語モデル
問2(3)① 交配
問2(4)②

大問2

設問非公式解答
問1参考:⑤ 天気予測モデル
問2②
問3②

大問3

設問非公式解答
問1a:② スキー/b:④ スケートボード
問2④
問3③ ロッククライミング

大問4

設問非公式解答
問1③
問2実験内容:①/実験結果:⑤
問3A記号
問3B③ イ→ア→ウ

大問5

設問非公式解答
問1相互
問2③
問3⑤(適当でないもの)

大問6

設問非公式解答
問1②

大問7

設問非公式解答
問1① A:懐中時計/B:泥棒

大問8

設問非公式解答
問1記述例(304字)
問2記述例(129字)

大問 1. 音声・議論とニュースの要点

PDF 1〜3ページ

この問題のポイント話題の中心を一言で整理する音声内容と一般知識を区別する否定形の設問に注意する

問1 論点が異なる発言者

【解答】④ 鈴木

田中・佐藤・山田は、商品を誰に、どの媒体や場所で宣伝するかを話しています。対象を広げる提案も、店舗を使う提案も、宣伝方法という同じ論点に入ります。

鈴木は、商品そのもののデザインをどうするかに話題を移しています。宣伝効果に触れていても、議論の中心は宣伝の経路から商品の設計へ変わっているので④です。

発言者提案の要約主な論点
田中20代にSNSで宣伝対象・媒体
佐藤30代の子育て世代にも広げる対象・媒体
山田実店舗の売り場でも宣伝宣伝の場所
鈴木商品デザインに時間をかける商品そのもの

問2(1) 従来の生成AI開発の問題点

【解答】②

スクリプトは、高性能な半導体や大量の学習データが必要で、資金のある一部の企業に開発が限られやすいことを問題にしています。この説明に対応する②です。

個人情報の違法取得、戦争、精度点検の不足は、このニュースで述べられた従来手法の問題点ではありません。一般に起こり得る問題と、実際に読み上げられた説明を区別します。

問2(2) 現在の生成AIの中核技術

【解答】③ 大規模言語モデル

ニュース中で、現在の生成AIが中核とする技術名が明示されています。その名称に対応する③を選びます。技術用語に詳しくなくても、聞き取った語を選択肢と対応させれば解けます。

問2(3) 新しい開発手法のキーワード

【解答】① 交配

複数の公開モデルを組み合わせ、優れたものを選び、さらに組み合わせるという手順が説明されています。生物の進化にたとえた「交配」が手法の特徴なので①です。

「独立」「集中」「学習」も技術の話で見かける語ですが、このニュースが強調している組み合わせと選抜を表していません。

問2(4) 利点として適当でないもの

【解答】②

ニュースには、組み合わせと選抜の自律化、開発時間の短縮、大量のコンピューターや電力を必要としない点が説明されています。一方、競争を勝ち抜けばセキュリティが保証されるとは述べられていません。

性能の比較と、安全性の保証は別のことです。したがって不適切なのは②です。

補足・注意点

この大問は音声そのものを再生して確認したものではなく、PDF掲載のスクリプトを根拠にしています。ニュース当時の説明を読解しており、現在のAI技術全般の性能や安全性を断定するものではありません。

大問 2. 定義と会話から言葉の意味を推測する

PDF 4〜5ページ

この問題のポイント初めての用語でも定義を分解する例の共通点をまとめる選択肢に書かれていない条件を加えない

問1 ファジィロジックが役立つ場面

【解答】参考:⑤ 天気予測モデル

設問が示す定義の中心は、情報が不完全・不確かでも結論を導く点です。刻々と変わる気象の複数の要素から短期的な変化を予測する⑤を、最も近い例として考えます。

①の記録・保存や②の明確な期限に沿った進行管理より、予測に伴う不確かさが前面に出ています。

補足・注意点

この設問は参考解答とします。③の好みの推定や④の故障予測にも、不完全な情報を扱う場面はあり得ます。また⑤の説明だけで、実際にファジィロジックを採用しているとは断定できません。提示された短い定義との対応では⑤を推しますが、公式解答は未確認です。

問2 イマーシブシアターの定義

【解答】②

娘は、客席に固定されずに動き回り、自分で場所や視点を選び、物語の中にいるように感じたと話しています。この体験をまとめた②が適切です。

物語の結末を観客が操作すること、VRを使うこと、登場人物の代わりにせりふを言うことは、会話からは読み取れません。

問3 グリーンボンドの意味

【解答】②

企業・自治体・学術機関が、環境に関わる事業や研究の資金を集めるために利用している点が共通しています。したがって、環境関連の事業への投資を集める資金調達手段を表す②です。

企業だけに限る①や、市民活動そのものとする③では、三つの発言をまとめられません。

大問 3. 都市の環境とアフォーダンス

PDF 6ページ/『メイド・イン・トーキョー』

この問題のポイント共通の形でも行為は環境で変わる人と環境の関係として読む具体例は本文の条件に戻して選ぶ

問1 板を敷く環境と道具

【解答】a:② スキー/b:④ スケートボード

大きな波のある海はサーフィン、勾配のある雪原はスキー、車輪を付けて舗装された道を進むのはスケートボードです。

一枚の板という共通点から、接する環境によって行為や道具の働きが変わることを説明しています。

環境と条件結び付く行為
海・波サーフィン
雪原・勾配スキー
舗装路・車輪スケートボード

問2 アフォーダンスの例として適当でないもの

【解答】④

川の近くで泳ぐ、洞窟を祭りの場所にする、細長い隙間をパターゴルフに使う例は、環境の性質を行為の可能性として生かしています。火山の近くにある温泉も、場所の性質と利用の関係を表します。

④は植林による木材の供給を説明していますが、そこにある環境の性質を読み取り、身体の行為へ結び付けるという本文の例との対応が最も弱いため、④を選びます。

補足・注意点

木材の利用が広い意味で人と環境の関係に含まれない、という断定ではありません。ここでは、都市の空間をスポーツの場へ読み替えるという本文の焦点と比べています。

問3 環境要素を巻き込むスポーツ

【解答】③ ロッククライミング

岩の形、割れ目、傾きなどを見ながら、手足の置き方や登り方を変えます。身体と周囲の環境の結び付きが強く、多くの環境要素を取り込む具体例なので③です。

他の競技も環境と無関係ではありませんが、本文の条件に最も直接対応するものを選びます。

大問 4. シジュウカラの言葉と記号

PDF 7〜10ページ/山極寿一・鈴木俊貴『動物たちは何をしゃべっているのか?』

この問題のポイント実験で何を変えて何を比べるか考える語順と一まとまりの認識を区別する抜き出しは指定字数と表記を守る

問1 語順の理解を調べる実験

【解答】③

同じ二つの鳴き声について、通常の順序と逆の順序を流し、反応の違いを比べれば、単に二種類の音が連続しただけなのか、順序を理解しているのかを検討できます。よって③です。

音量や鳥の種類を変える実験では、語順が理解されているかを直接比べられません。

問2 併合を検討する実験と結果

【解答】実験内容:①/実験結果:⑤

本文は、二つの語を連続して聞くだけでなく、一つのまとまりとして認識することを「併合」と説明しています。また、鳴く個体が二羽いる状況を利用したと書かれています。

そこで、二つの音を別々のスピーカーから流す①が実験内容です。同じ一まとまりとして受け取られなければ、順序によって威嚇したりしなかったりする⑤の結果が対応します。二羽の鳥がそれぞれ発した音として受け取る場合、通常の二語文を一羽が発した場合と同じ反応にはならない、という比較です。

補足・注意点

実験Bの具体的な手順は本文で省略されています。この組み合わせは、本文に残された「二羽」と「一つのまとまり」という条件から選んだものです。掲載された研究本文の外側にある細かな実験条件までは確認していません。

問3A 知識の共有に使われるもの・漢字二字

【解答】記号

本文では、インデックス・アイコン・シンボルを、人間が使う「記号」として説明しています。これらが対象を指し示し、その意味を人々の間で共有する働きを持つため、答えは「記号」です。

下線部の近くにある漢字二字を機械的に探すのではなく、「知識の共有のために使われるもの」という設問の問いに対応させて抜き出します。

問3B インデックス・アイコン・シンボル

【解答】③ イ→ア→ウ

イは、広い運動場など、学校を直接思わせる物理的な手掛かりです。アは、地図上の表示など、情報を示すために使われる記号です。ウの校旗・校章は、意味との結び付きが集団内の約束によって成立する記号です。

設問の三つを本文の順序に対応させると、イ・ア・ウなので③です。

本文の分類判断の軸設問への対応
インデックス物理的な痕跡・手掛かりイ:フェンス・運動場・体育館
アイコン対象を表す形・表示ア:地図記号など
シンボル集団で約束された意味ウ:校旗・校章
補足・注意点

アには、地図記号と「スクールゾーン」という文字表示が併記されています。文字表示だけならシンボルの性質もあるため、選択肢の区分は厳密には重なります。ここでは、他の二つとの比較と設問が想定する対応から③を選んでいます。

大問 5. 使いやすさ・アフォーダンスとサイン

PDF 11〜12ページ/福岡伸一『芸術と科学のあいだ』

この問題のポイント人の能力だけに原因を求めない筆者の助言を文脈で読む行為の可能性と案内の表示を分ける

問1 空欄に入る二字熟語

【解答】相互

直前の文章は、物に備わる性質だけでも、人の能力だけでもなく、両者の間に生まれる関係を説明しています。「相互作用」という熟語になるので、空欄は「相互」です。

問2 学生への言葉に込められた意味

【解答】③

携帯電話を使うかどうかを評価しているのではなく、人が自然に使えるように配慮したものづくりについて学んでほしい、という勧めです。使い方の話と設計上の配慮を区別した③が適切です。

携帯電話を捨てることや、学生自身が電話を設計することを求めているとは読めません。

問3 アフォーダンスとシグニファイヤの組み合わせ

【解答】⑤(適当でないもの)

①の「押す」という表示、②の足型、③の座る場所を示す形、④の投入口の形は、利用者に使い方を知らせる手掛かりです。

⑤の階段とエスカレーターは移動手段を増やした例であり、記載された範囲では使い方を伝えるサインとの組み合わせが示されていません。そのため、最も対応しない⑤を選びます。

補足・注意点

現実のエスカレーターにも進行方向の表示などはありますが、選択肢に書かれていない表示を補って判断しないようにします。

大問 6. 漫画・せりふと比喩

PDF 13ページ/あだち充『H2』

この問題のポイントせりふの前後と人物の反応を読む比喩をそのままの意味で受け取らない

問1 空欄に入るキャッチャーのせりふ

【解答】②

注文が細かいという投手の発言に対して、捕手は、相手にできないことまで求めてはいない、と返す流れです。野菜を扱う店に魚を注文するような無理な要求はしない、という比喩になる②が最も適切です。

単なる投手への願望や、最初から期待していないという発言よりも、投球の「注文」を受けた機転の利いた返答になっています。

補足・注意点

漫画の画像自体は転載していません。間の取り方や、せりふの後に投手が不思議そうにしているコマも、問題冊子で確認しましょう。

大問 7. 寓話・見られないところで働く意味

PDF 14ページ/作品名は原問で省略

この問題のポイント物の働きと会話を対応させる同じ言葉が人にも当てはまる表現を読む

問1 二つの空欄の組み合わせ

【解答】① A:懐中時計/B:泥棒

人が見ていない間も時計が動いていなければ、次に見るときに正しい時刻を示せません。見られていないときにも働くことが、時計の役目を支えています。

一方、人が見ていないときだけ動く泥棒も、人が見ているときだけ動いて働くふりをする者も、本来するべきことを果たしていない、という皮肉として読めます。この対応に合う①です。

メトロノームは演奏の拍を取る道具なので、使う人がいないときにも動き続けることが次の利用に必要、という時計の働きとは違います。

大問 8. 花火大会をめぐる意見と記述

PDF 15ページ

この問題のポイント賛否を理由ごとに整理する他の立場に応答して結論を示す字数内で実行できる方針を伝える

問1 学生全体への意見・400字以内

【解答】記述例(304字)

皆さん、今年度の花火大会は見送りたいと考えます。地域とのつながりを深めたいという実行委員会の願いには賛成です。Dさんの話からも、新しい行事が交流を育てる可能性は分かります。しかし、Aさんが挙げたごみや灰への対応、Bさんが心配する費用について、消防署への届け出だけでは解決できません。また、寄付や模擬店の収益を使う案にも、負担の公平さや学生全体の合意という課題が残ります。まずは文化祭の内容を充実させ、地域の方を招く交流企画を検討しましょう。そのうえで、花火の規模、清掃方法、費用と協力体制を調べ、地域住民と学生の意見を集めてください。必要な条件が整った段階で、次年度以降の開催を改めて話し合いたいと思います。

話者意見の根拠
A燃えかす・灰・清掃・苦情への対応
B費用負担・寄付の妥当性
C地域の祭りと学校の文化祭の違い・現状への満足・収益利用案
D祭りの負担を通じた交流・地域のつながり
補足・注意点

これは一つの解答例です。花火の実施を条件付きで提案する立場でも、ヒアリングの具体的な懸念に答え、全体に向けた方針を示していれば、別の文章を組み立てられます。字数は句読点と英字も各1字として数え、改行と見出しは含めていません。

問2 自分の意見への疑問・反対意見・200字以内

【解答】記述例(129字)

今年度は見送るとしても、実施条件を調べるだけでは、いつ再検討できるのか分かりません。学生と地域住民の合同チームをつくり、調査の期限や必要な費用の目安を決めませんか。花火の数を減らす案や模擬店収益の一部を使う案も比較してから、次年度の開催を判断してほしいです。

補足・注意点

問1の「条件を整えてから再検討する」という方針に対して、期限がないと先送りになるという疑問を出しています。問2は自分の結論の繰り返しではなく、その結論を読んだ人が抱きそうな反対意見にします。

復習で身につけたい考え方

論点を整理する

発言の賛否だけでなく、何について話しているのかを比べる。

定義を条件に分ける

用語を知っているかより、与えられた定義と事例の対応を確かめる。

実験の比較条件を読む

変える条件と、観察する反応を分けて考える。

相手の立場から読み直す

記述では自分の結論だけでなく、残る疑問や反対意見も具体化する。

プログラミングにつながる考え方:仮説と検証を分ける

鳥の実験では、順番を入れ替えたり音源を分けたりして、仮説を区別します。プログラムでも、動作したという結果だけで理由を決めず、条件を一つずつ変えて確かめる姿勢が役立ちます。